おみやげキーホルダーの補修について

 

  頂き物やオークションにより入手した物の中には、中古ゆえ汚れているものも多い。今回は、汚れの中でも最も多い、白焼けしてしまったキーホルダーの補修について述べたいと思います。 対象KHは、白焼け+錆さびキーチェーンのパターンです。白焼けの原因は不明ですが、白い錆のようなものが全体にこびりついている状態のことです。(金属石鹸?現在調査中。)       


@まず用意するものは、ワイヤーブラシ。100円ショップで売ってるもので十分です。たいてい3本セットになっているので、その中の真鍮製のものを使います。それから、交換用のキーチェーン。おみやげKHと認定されなかったファンシー系KHなどから外して常に補修用としてストックしています。最後が工作用ペンチ。これも100円ショップで売っているもので十分です。キーチェーンをメダル部から取り外したり、取り付けたりする際使用します。

A次に、KHを分解します。錆付いたキーチェーンをペンチを使い取り外します。リングをひねれば簡単に取れます。鈴はまた取り付けるのでなくさないように保管しておきます。キーチェーンは錆の程度によっては、ワイヤーブラシでこすれば再利用できる場合もありますので、痛み具合をみながら判断します。ちなみに鈴もひどく錆びていうようであれば交換します。

Bメダル部をひたすらごしごし磨きます。表面・裏面だけでなく横も丁寧に磨きます。汚れが結構飛び散りますので、エプロンをしたほうがいいです。洗面台が汚れるのが嫌なら、風呂場や屋外での作業をお勧めします。それほど力を入れなくても大丈夫です。1分もやっていればほとんど汚れが落ちますので、水洗いした後布で拭き乾燥します。よく乾燥しないと白焼けどころか普通の金属錆の発生する原因となりますので、天日干しなり、ドライヤーなりで完全に水分を飛ばします。

Cよく乾燥したのを確認して、新しいキーチェーンを取り付けます。リングは力を入れすぎると曲がったりメッキがはがれたりするので、優しく締めてあげます。この時点で、中古KHにありがちの古びた金属臭や手にしたとき指先にまとわりつく不快な汚れもなくなっています。ピカピカに輝きを取り戻しているのが写真でもわかると思います。手触りが金属特有のつやっとした感触で気持ちいいです。

補修前

補修後

汚れに関しては、経年による汚れがあった方がいいという方もいるでしょうが、個人的には新品同様の状態が好きなので、汚れKHがたまった時点で一気に磨いています。この方法がベストではありませんが、安くできるという点ではおおむね満足しています。まだ他にもっといい方法を知ってる方いましたら、是非ご教授願います。 あくまでも一例ということで参考になればと思います。

平成22年10月11日

 

←前へ   次へ→

 

ホーム    → 出発の前に    → 想い出コラム    → リンク集    → 掲示板    → メール