記念メダルの取り扱いについて

 

 「記念メダルはもう集めていないのですか?」「そもそも記念メダルはキーホルダーなんでしょうか?」など、記念メダルに関する質問が数件寄せられていることから、記念メダルに対する友の会の見識を述べたいと思います。
 記念メダルとは、茶平工業という会社が製造し、全国各地の観光地、タワー、博物館、水族館、城、遊園地で販売されているメダルのことです。デザインはその土地、その場所のオリジナルで、その数は約500種類!との紹介が茶平工業様のHPでは紹介されています。 下記のように、メダル販売機と刻印機がセットで設置されているのが通常で、キーホルダーファンの皆様にもおなじみのものだと思います。
 記念メダルの歴史については→こちら

 (新江ノ島水族館の記念メダルコーナー)
  その最大の特徴は、裏面に印字スペースがあり、自動刻印機でローマ字、数字を刻印できるということでしょう。かくいう私も、数年前まではやたらと打刻音のでかい旧式の刻印機でも恥ずかしがらず家族の名前を刻印していたものです。
 さて、この記念メダルのもう一つの特徴として、販売機でメダルと一緒に販売されているホルダーとペンダントの存在があります。この特徴ゆえに、今まで記念メダルとキーホルダーの境目はあやふやなままに扱われてきました。

 私もお土産キーホルダーを収集し始めた当初は、記念メダルを購入する際は、ホルダーも同時に購入して、キーホルダーとして収集していました。一般的なメダルは400円、ホルダーは200円、刻印代30円ですから、しめて630円。通常のキーホルダーの値段が400円前後であることを考えると、高価な部類に入るでしょう。
 それでも、普通のキーホルダーが販売されていない場合、記念メダルが売られていればエアポケットを埋めてくれる貴重な存在として重宝していました。
 しかし、そんなある日、記念メダルのコレクターの方達と接点を持つ機会があり、私としては衝撃(?)の事実が明らかになったのです。当たり前といえば当たり前ですが、メダリアン(記念メダルのコレクターのこと)はメダルはメダルとしてホルダーは購入していないということが分かったのです。あるコレクターさんなどは、お土産キーホルダーでさえホルダー部を外してメダルとしてメダルブックに保管するという荒技を実行していたことに衝撃を受けました。
 それ以来、お土産KH友の会では、記念メダルはキーホルダーとは似て非なるものとして認定されるようになり収集の対象からは除外されることになったのです。
 現在では、メダリアンに依頼される以外は新規に購入することはありません。それまで保有していたメダルも26ミリから38ミリを含め全てメダリアン達と不要のお土産KHと交換という形で放出しました。
 ただし、これはあくまでも個人的な主観によるもので、記念メダルも広義のキーホルダーであるとの解釈は可能であると思料されます。それぞれの楽しみ方でお土産キーホルダーを集めていけばいいのだと思います。

平成22年6月6日

 

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