横浜みなとみらい21(よこはまみなとみらい21)は、横浜市西区と中区にまたがる海に接している地域である。略称は、「みなとみらい21」、「みなとみらい」、「MM21」など。都市景観100選受賞地区。面積は1.86
km²
(186ha)、そのうち埋め立て部は0.76
km² (76ha)である。みなとみらい地区は、横浜都心部の再生をめざしたウォーターフロント都市再開発によって建設されている街である。1980年代までは、当地には三菱重工横浜造船所、国鉄高島線の高島ヤード(操車場)・東横浜駅(貨物駅)・高島埠頭がこの地にあった。この地域は横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町という横浜のふたつの都心部に挟まれた位置であるため、この地域を都市再開発することで横浜都心部を一体化して再生しようという目論見のもと、横浜市の「都心部強化事業」として、就業人口19万人・居住人口1万人を目標として再開発が行われている。みなとみらい地区の中核には、高さ296mの日本一高いビルの横浜ランドマークタワーがある。ランドマークタワー横の「ドックヤードガーデン」は、造船所で実際にドックとして使われていたもので、1997年(平成9年)12月に国の重要文化財に指定されている。
|