徳川 慶喜(とくがわ よしのぶ、とくがわ よしひさ)は、江戸幕府第15代征夷大将軍(将軍在職:慶応2年12月5日(1867年1月10日) - 慶応3年12月9日(1868年1月3日))。将軍としての執務を江戸城で行なわなかった唯一の江戸幕府将軍である。内大臣従一位勲一等公爵。貴族院議員。将軍後見職として後見を務めていた14代将軍家茂の死去後、江戸幕府第15代将軍に就任。明治天皇に政権を返上した(=大政奉還)後、公武合体を目指すが、王政復古の大号令後の鳥羽・伏見の戦いでは、旧幕府軍を残したまま大坂城から江戸城へ戻り、朝廷から追討令を受けて謹慎し、江戸城を無血開城した。明治に入り謹慎を解かれると趣味に没頭し、公爵として大正時代まで生きた。
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