偕楽園(かいらくえん)は、日本・茨城県水戸市にある日本庭園である。岡山市の後楽園や金沢市の兼六園と並んで、「日本三名園」の一つに数えられる。広さは約13ヘクタール。合わせて100種3000本のウメ(梅)が植えられている。毎年2月下旬から3月下旬にかけて「水戸の梅まつり」が開催され、多数の観光客で賑わう。5月には「つつじまつり」、9月には「水戸の萩まつり」が行わる。園内にはウメの異名「好文木」に由来する「好文亭」がある。1999年7月に隣接する千波公園などとあわせて名称を偕楽園公園とし、市街地隣接公園としては面積は合計300ヘクタールとニューヨーク市のセントラルパークに次いで世界第2位の広さである。現在は茨城県の県営公園となっている。
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