お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

群馬県 

木枯らし紋次郎  

観光地度★★★★

お土産KH度★★

  舞台は天保年間。上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれた紋次郎は、生まれてすぐに間引きされそうになる所を姉おみつの機転に助けられた。「間引かれ損ない」として薄幸な子供時代を過ごした紋次郎は、10歳の時に家を捨てて渡世人となる。 ボロボロな大きい三度笠を被り、薄汚れた道中合羽を羽織り、長い楊枝をくわえる(紋次郎の設定はほぼ原作に準じているが、唯一、口にくわえている楊枝だけは、見栄えを考えかなり長く設定されている)のが彼のスタイルである。ストーリーは1話ごとのオムニバス形式となっており、ストーリーの連続性はない。レギュラーは主人公の紋次郎のみである。本作は、これまでの股旅物の主流であった「ヒーロー然とした渡世人がバッタバッタと悪人達をなぎ倒し、善良な人々を救う」といったスタイルを排し、他人との関わりを極力避け、己の腕一本で生きようとする紋次郎のニヒルなスタイルと、主演の中村敦夫のクールな佇まいが見事にマッチし、空前の大人気番組となった。又、殺陣についても、リアルさを追求し、渡世人同士の喧嘩に近い殺陣となっている(これには、当時の渡世人が名刀を持つ事などありえず、刀の手入れをする事もないので、通常時代劇に見られる「相手が斬りかかってきた時に、自分の刀で受ける」といった行為は自分の刀が折れてしまうので行わず、又、正式な剣術をマスターしている訳ではないので、あくまで刀は、斬ると言うより、はたいたり、剣先で突き刺したりと言った形で使われているという狙いがあった)。また劇中で紋次郎が口にする「あっしには関わりがねぇこって」が流行語となった。

 

  

 木枯らし紋次郎

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