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松尾芭蕉が『奥の細道』で松島を訪れた際に、あまりに絶景なので句が浮かばず、「松島やああ松島や松島や」と詠んだという逸話があるが、この川柳は後世の狂歌師田原坊の作で、芭蕉の作ではないとされる。ただし、その場で句が思い浮かばなかったのは事実らしく、『奥の細道』には、同行した弟子の河合曾良の句「松島や 鶴に身をかれ ほととぎす」が掲載されている。また別の説では、句は詠んだが景色に釣り合うよいものができなかったともいわれる。アインシュタインが訪れた際に「どんな名工の技も、この美しさを残すことはできない」と同行者に言ったとされる。
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