市制施行は1889年(明治22年)。1997年(平成9年)4月に中核市となる。2005年(平成17年)1月11日、河辺郡(河辺町、雄和町)を編入。秋田県の県庁所在地であり、同県の政治、経済、交通の中心都市となる都市である。同時に、本市を中心として人口約45万人の秋田都市圏(都市雇用圏。2000年国勢調査)を形成している。秋田藩時代から城下町として、また土崎港は北前船の寄港地として栄えた。現在では、市内中心部にはデパートや飲食店街、ファッションビルやホテルなどが集中し、商業エリアを形成。山王地区には官庁街が広がる。そして土崎地区には秋田港があり、秋田火力発電所を代表として工業団地が広がる。また、八橋・寺内地区を中心として国内最大の油田である八橋油田が広がる。近年は御所野ニュータウンに代表される住宅地や大型商業施設が市郊外に建設されている。同時に中心市街地における商業の衰退が問題となっている。
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