竿燈(かんとう)は毎年8月3日〜6日に秋田県秋田市で行われる、竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、額・腰・肩などにのせ、豊作を祈る祭り。青森のねぶた祭り、山形の花笠まつり、仙台の七夕まつりと並んで東北四大祭りの一つとしてあげられる。大若(おおわか)は提灯が46個、重さが約50kg。重要無形民俗文化財に指定されている。ねぶり流し行事として行われている竿燈であるが、宝暦年間には原型があったといわれている。 五穀豊饒や除災、技芸上達を願って、旧暦の7月7日にあわせて行われる七夕行事とともに、旧暦7月15日のお盆を迎え入れるために一連の行事として現在の形になったとも言われている。
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