東山動植物園(ひがしやまどうしょくぶつえん)は、愛知県名古屋市千種区の東山総合公園内にある市営動植物園。1937年(昭和12年)に開園した。1968年(昭和43年)に動物園と植物園の入場券が共通となる。国内での年間入場者数では、過去には上野動物園に次ぎ2位だったが、後に北海道の旭山動物園が2位となる。
32ヘクタールもの広大な園内には、動物園(本園・北園)、植物園、東山スカイタワー、さらに遊園地が併設されている。名物は数百種類もの世界中のメダカ類を体系的に展示している「世界のメダカ館」である。また、国内では3園でしか飼育されていない希少なペルシャヒョウや、国内では1頭のみと言うドールシープも飼育されているほか、屋外飼育で活発に走り回るシンリンオオカミの姿が見られたり、カンガルーを至近距離で見られる「カンガルー広場」、ライオンをガラス越しに見られる「ワ〜オチューブ」が設置されるなど、動物本来の生態を見せる展示が進められている。
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