お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

 

 

 

神奈川県

三浦半島  

観光地度★★★★★

お土産KH度★★★

  三浦半島(みうらはんとう)とは、神奈川県南東部にある半島である。
   鎖国後の江戸時代には浦賀の町に廻船問屋が並び、徳川吉宗浦賀奉行を設置する。後期には「モリソン号」や「マリナー号」など外国船が日本近辺に出現して測量などを行い、鎖国政策をとる江戸幕府に対して開国を求めるようになり、幕府は江戸湾防備のために会津藩に三浦半島沿岸の警備を命じる。1853年にはマシュー・ペリー率いるアメリカ艦隊が浦賀に入港し、幕府に通商を迫った(黒船来航)。洋式砲術を研究していた幕臣の江川太郎左衛門は三浦半島に砲台を築いて防衛線とすることを提言するが退けられた。
  明治後には三浦半島は国防上の要衝地と認知される。横須賀には横須賀鎮守府が設置され、日露戦争において黄海海戦日本海海戦で旗艦として活動した戦艦三笠」の本籍地であった。この「三笠」は日露戦争後に火災で沈没し除籍となるが、保存工事が施され三笠公園に現存する。太平洋戦争の末期には、アメリカ軍の本土上陸に備えて沿岸陣地も築かれた。
  戦後には消滅した日本軍に代わりアメリカ軍や警察予備隊(現・自衛隊)の基地が横須賀市や逗子市に多く作られ再び『軍都』となる一方、首都圏の発展に伴い三浦半島でもベッドタウン化が進み、2007年現在の人口は62万人であるが、住民の高齢化も進行している。

 

  

 三浦半島

 

  

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