横浜博覧会(よこはまはくらんかい、YOKOHAMA EXOTIC SHOWCASE '89 = YES'89)は、1989年に神奈川県横浜市の横浜みなとみらい21地区で、横浜市制100周年、開港130周年を記念して開催された博覧会。「横浜博」とも呼ばれる。博覧会の際に設置された大観覧車「コスモクロック21」(当時の世界最大)は、1999年に移転したものの、その後も動いている。
また貨物線は博覧会の閉幕とともに廃線となったが、のちに整備されて「汽車道」となり、横浜赤レンガ倉庫まで線路跡が残っていた。しかし、ワールドポータースから赤レンガ倉庫付近を含む一帯の再開発時に、汽車道そばと赤レンガ倉庫そばを除いて撤去されてしまった。(レールが撤去された場所には、現在はビルが建っている)
。博覧会開幕に合わせて開館した横浜美術館と横浜マリタイムミュージアムは、恒久施設として閉幕後も展示が行われている。なお、博覧会開催中は、両館への入場には博覧会入場料の他に別途整理料が必要だった。
桜木町ゲートのあった場所には横浜ランドマークタワーが建てられた。桜木町駅とゲートを結んでいた動く歩道も、ランドマークタワーへの通路として現存している。
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