サンシャイン60の高さは、軒高226.3メートル、塔屋の最高部が239.7メートルで、巨大な塔屋が特徴的である。東京都庁第一本庁舎(ビル本体の最高部243.4メートル)が1990年(平成2年)12月に竣工するまで12年間日本一の高さを誇った。また1985年(昭和60年)に韓国ソウル汝矣島の大韓生命63ビル(249メートル・地上部60階)が竣工するまで東洋一の高さを誇った時期もある。1993年(平成5年)に竣工した横浜ランドマークタワーなどに抜かれるまでは、エレベータの速さも世界一を誇った。なお、サンシャイン60のオフィスエレベータは5バンクあり、1~4バンクのエレベータは東芝製だが、展望台を含む最高層バンクのみは三菱電機製を使用している。この三菱電機製のエレベータの最高速度は分速600m(時速換算で36km/h)である。地下1階乗り場から展望台のある60階まで35秒で結んでいる。特に展望台直通のエレベータはシャイニングエレベータと呼ばれ、星座と海をテーマにした空間が池袋で一番高い場所までいざなってくれる。
|