柴又(しばまた)は、東京都葛飾区東部にある地名である。古くから題経寺(柴又帝釈天)の門前町として知られていたが、映画『男はつらいよ』の舞台となったことでさらに広く認知されるようになった。郵便番号は125-0052である。江戸川対岸の千葉県松戸市・矢切地区とを結ぶ渡し船「矢切の渡し」の渡し場がある。江戸川の西岸に位置し、対岸は千葉県である。概ね住宅地からなるが、新柴又駅周辺には農地が存在する。北には金町が隣接し、北東に金町浄水場がある。東は江戸川の対岸に千葉県の下矢切が、南に鎌倉が、西に高砂と新宿がある。帝釈天界隈は、環境省の「日本の音風景100選」に選定されている。
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