お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

秋田県 

田沢湖  

観光地度★★★★★

お土産KH度★★★★

  田沢湖という名称は、明治時代に入ってから定着したと考えられている。それまでの資料では、田沢の潟辰子潟などと記録されていた。それぞれの古名の由来は「田沢村の潟」という意味、アイヌ語で「盛り上がった円頂の丘」を意味するタプコプが変化した説などが考えられている。いわゆる「辰子姫」(「辰子伝説」の節を参照)も以前は「鶴子」などとされており名称には変遷があったと考えられている。それらの変遷や由来は明らかではないが、「鶴子」は熊野神社信仰との関係性、今日広く知られている「辰子」は、田沢湖の古名である辰子潟から転じたとする説がある。田沢湖が深い湖であった事は昔から知られていたが、初めて測定されたのは1909年湖沼学者の田中阿歌麿が麻縄に重りをつけ沈めて、397mを記録した時だった。翌年秋田県水産試験場が同様に413m、1926年には田中舘愛橘がワイヤーロープで425mを記録した。1937年から3年間行われた吉村信吉の調査では大まかな地形が明らかになった。湖底には二つの小火山丘があり、それぞれ振興堆、辰子堆と彼が名付けた。また大沢地区の近くに傾斜50°・深さ300mの断崖があることも発見した。

 

  

 田沢湖

 

  

 田沢湖

 

  

 田沢湖

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