お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

秋田県 

田沢湖  

観光地度★★★★★

お土産KH度★★★★

  秋田県の中東部に位置する。最大深度は423.4mで日本第一位(第二位は支笏湖、第三位は十和田湖)、世界では17番目に深い湖である(世界で最も深い湖はバイカル湖)。湖面標高は249mであるため、最深部の湖底は海面下174.4mということになる。この深さゆえに、真冬でも湖面が凍り付くことはない。そして、深い湖水に差し込んだ太陽光は水深に応じて湖水を明るい翡翠色から濃い藍色にまで彩るといわれている。かつては火山性・ミネラル分の高い水質と流入河川の少なさのため、1931年の調査では摩周湖に迫る31mの透明度を誇っていた。しかし、1940年発電所の建設と農業振興(玉川河水統制計画)のために、別の水系である玉川温泉からpH1.1に達する強酸性の水(玉川毒水玉川悪水と呼ばれる)を導入した結果、田沢湖は急速に酸性化し固有種であったクニマスは絶滅。水質も悪化し魚類はほぼ死滅してしまった。それに対し、1972年から石灰石を使った酸性水の中和対策が始まり、1991年には抜本的な解決を目指して玉川酸性水中和処理施設が本運転を開始。湖水表層部は徐々に中性に近づいてきており放流されたウグイが見られるまでになった。しかし、2000年の調査では深度200メートルでpH5.14?5.58、400メートルでpH4.91と未だ湖全体の回復には至っていない。なお、一部箇所では、湖水浴場として認められており、海水浴場と同様な利用が可能となっている。

 

  

 田沢湖

 

  

 田沢湖めぐり

 

  

 田沢湖

 

 田沢湖

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