お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

岩手県 

中尊寺金色堂  

観光地度★★★★★

お土産KH度★★★★

  堂は建立当初は屋外に建っていたが、このような全面金箔貼りの建築が、屋外の環境にさらされれば傷むことは容易に想像できる。建立の数十年後には建物を風雨から守るための「霧よけ」のような施設が造られ、やがて金色堂を外側からすっぽり包む形で覆堂(おおいどう)が建設された。現在の金色堂覆堂は1965年に建設された鉄筋コンクリート造のもので、金色堂はこの覆堂内のガラスケースに収められ、24時間体制で温度・湿度が調整されている。堂は1962年から1968年にかけて解体修理が実施され、建立当初の姿に復元されている。解体修理後、強度の点で再使用できなかった部材は別途保管され、一部は覆堂内に展示されている。一例として、4本の巻柱のうち、後方の2本は取りかえられており、オリジナルの柱は別途保管されている。金色堂は1897年(明治30年)、当時の古社寺保存法によって「特別保護建造物」(現行法の重要文化財に相当)に指定。1951年、文化財保護法による国宝に指定された。なお、以下の資料が国宝の「附(つけたり)」として併せて指定されている。

五月雨の ふりのこしてや 光堂        松尾 芭蕉

 

  

 中尊寺

 

  

 中尊寺

 

 中尊寺

岩手県インデックス

 ←前へ  次へ→

 

ホーム    → 出発の前に    → 想い出コラム    → リンク集    → 掲示板    → メール