大阪市は、近畿地方の行政・産業・文化・交通の中心都市であり、市域を中心として、大阪都市圏および京阪神大都市圏が形成されている。大阪市の2005年(平成17年)の市内総生産は約22兆円で、政令指定都市中最大であり、2倍から3倍の人口を擁する埼玉県や北海道、兵庫県の県内総生産より多い[1]。また、京阪神大都市圏の圏内総生産は、国内では首都圏に次ぎ、世界的にも上位にある[2]。人口(夜間人口)は、東京都区部、神奈川県横浜市に次いで全国3位の約265万人(ただし、大阪市は面積が狭いため、人口密度だけを見ると横浜市を抜いて全国2位)、昼間人口は東京都区部に次いで全国2位の約358万人である。近年では都心回帰が顕著で、中心部三区を中心に増加傾向にある。
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