赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は三重県名張市赤目町の滝川の渓谷にある一連の滝のこと。48という名称がついているが実際はもっと多数の滝がある。四十八は非常に多いという意味とも。昔、役行者がここで修行をしたとされ山岳信仰の聖地となっている。地元では「滝参り」と呼ばれる。赤目の由来は役行者が修行中に赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったという伝説からつけられた。滝のある渓谷は約4kmに渡って続き、峠をはさみ香落渓(こおちだに)へと続いており四季おりおり楽しめるハイキングコースとなっている。また、紅葉の名所としても知られており、秋には多くの観光客で賑わいをみせる。またこの渓谷はオオサンショウウオの生息地として知られ滝への入り口に飼育、展示施設もある。日本の滝百選、森林浴の森100選、平成の名水百選に選ばれ、遊歩百選に推薦されている。
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