徳間書店刊『アサヒ芸能』2007年2月15日号によると、1966年に清水次郎長の五代目の「正統清水一家」が解散後、途絶えていた名跡を山口組系二代目美尾組・高木康男組長が「六代目」として襲名するとする記事が掲載された。高木康男組長は闇金融の元締めとして逮捕された人物である(美尾尚利・初代美尾組組長が五代目の元若衆)。これにより、静岡市暴力追放推進協議会は、闇金融の元締めだった輩が清水次郎長の跡目を襲名するのは、清水の観光客減・イメージ悪化につながるとして清水警察署に継承阻止の要望書を送った。しかし、六代目清水一家が正式に襲名発足し、観光協会とみやげ物店の中には次郎長グッズを販売中止した店があり観光への影響が出ている。
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