木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)は長野県にある標高2,956mの山で、木曽山脈(中央アルプス)の最高峰で、上松町、木曽町、宮田村の境界にそびえる。日本百名山の一つ。省略して「木曽駒」と呼ばれる。木曽前岳(2,826m)、中岳(2,925m)、伊那前岳(2,883m)、宝剣岳(2,931m)を含め、木曽駒ヶ岳と呼ぶ場合もある。木曾駒ヶ岳とも表記される。新田次郎原作のドキュメンタリー小説『聖職の碑』の舞台でもある。2つの駒ヶ岳に挟まれる伊那谷では、本山を西駒ヶ岳または西駒、甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳と呼ぶこともある。標高2,650mの千畳敷カールまでは、通年運行の「駒ヶ岳ロープウェイ」で簡単に登れる。
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