お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

 

 

 

福井県

永平寺  

観光地度★★★★★

お土産KH度★★★★

  比叡山を下りた道元は、建保5年(1217年)、建仁寺に入り、栄西の直弟子である明全(1184-1225)に師事した。しかし、ここでも道元の疑問に対する答えは得られず、真の仏法を学ぶには中国(宋)で学ぶしかないと道元は考えた。師の明全も同じ考えであり、彼ら2人は師弟ともども貞応2年(1223年)に渡宋する。
 道元は天童山景徳寺の如浄禅師(1163-1228)に入門し、修行した。如浄の禅風はひたすら坐禅に打ち込む「只管打坐」(しかんたざ)を強調したものであり、道元の思想もその影響を受けている。道元は如浄の法を嗣ぐことを許され、4年あまりの滞在を終えて帰国した。なお、一緒に渡宋した明全は渡航2年後に現地で病に倒れ、2度と日本の地を踏むことはできなかった。
 日本へ戻った道元ははじめ建仁寺に住し、のちには深草(京都市伏見区)に興聖寺を建立して説法と著述に励んだが、旧仏教勢力の比叡山からの激しい迫害に遭う。

 

  

 永平寺

 

  

永平寺 

 

 永平寺

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