富山県(とやまけん、英語表記:Toyama Prefecture)は、日本海に面する日本の県の一つ。令制国の越中国に相当する。県庁所在地は富山市。北を日本海(富山湾)に、南を飛騨の山々に、東を親不知(飛騨山脈)に、西を倶利伽羅峠に挟まれた県である。 山間には、富山県から岐阜県に跨がる世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」や、山岳信仰で有名な立山連峰、立山黒部アルペンルートなどがある。五箇山地方では楽器ささらを使ったこきりこ節が生まれた。方言で「新鮮」を意味する「きときと」と呼ぶ魚介類に加え、名水百選・平成の名水百選にそれぞれ4ヶ所選ばれるなど名水の産地として知名度が高い。魚津市をはじめ富山湾では蜃気楼が見える。 富山弁や魚津弁は、日本で最も古い言葉が、残されたものとされている。先出の「きときと」をはじめ『広辞苑』に収められている方言もある。
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