トキ(朱鷺、鴇、?、学名:Nipponia
nippon )はコウノトリ目トキ科の鳥の一種。以前は東アジアに広く分布しており珍しくない鳥であったが、19世紀後半から20世紀前半にかけて激減した。野生では中国の陝西省に約500羽が生息しているほか、2008年9月に日本の佐渡島において人工的に繁殖された10羽が放鳥された。飼育下では2009年2月現在、中国に約600羽、日本に111羽、韓国に2羽がおり人工繁殖が進められている。学名はNipponia
nippon(ニッポニア・ニッポン)であり、しばしば「日本を象徴する鳥」などと呼ばれるが、国鳥ではない。新潟県の「県の鳥」、佐渡市の「市の鳥」である。
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