大佐渡山地の方が高く、島で最も高い金北山(1,172m)がある。小佐渡丘陵の最高点は大地山(645m)である。大佐渡山地の北西側海岸は、山が海に迫る景勝地で、山地と共に佐渡弥彦米山国定公園の一部になっている。中でも尖閣湾が有名である。小佐渡丘陵の南端、小木半島も同じ国定公園に含まれる。
国仲平野は、島の平野としては広く平坦で、山から下る多くの川で潤い、水稲栽培が行われている。大佐渡、小佐渡の山地と国仲平野で相似形の湾を2つ作る。東側が両津湾、西側が真野湾で、国府川が真野湾に注ぐ。国仲平野の東端、両津湾のそばに汽水湖の加茂湖があり、カキの養殖などが行われている。 |