お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

福島県 

相馬野馬追い祭  

観光地度★★★★

お土産KH度★★

  相馬野馬追(そうまのまおい)は、旧相馬藩領(福島県浜通り北部)で、毎年7月23日24日25日の3日間開催される神事で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。東北地方夏祭りと見なされ、東北六大祭りの1つとして紹介される場合もある。相馬周辺の市町村から騎馬武者が集まり、大きな3つの妙見神を神輿で招いて催される祭は、今から1060年以上も前、相馬氏の遠祖・平将門が領内の下総国相馬郡小金原に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練をした事に始まると言われている。鎌倉幕府の成立後はこういった軍事訓練が一切取り締まられたが、この相馬野馬追はあくまで神事という名目でまかり通ったため、火を消されることなく脈々と続けられた。相馬氏は将門の伝統を継承し、捕えた馬を神への捧げ物として、相馬家の守護神である「妙見」に奉納した。これが現在「野馬懸」に継承されている。この祭の時に流れる民謡「相馬流れ山」は、奥州相馬氏の祖・相馬重胤が住んでいた現在の千葉県流山市(旧・相馬郡流山郷)に因んでいる。

 

  

 相馬野馬追い祭

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