乱川扇状地と立谷川扇状地のほぼ中間に位置し、市全体が山形盆地の中央付近に位置するため、全般的に平坦である。市内東部は奥羽山脈に近いため山地がちになる。また市内西部は田が多かったが、最近は新興住宅が連なっている。市のほぼ中心部を、南北にJRと国道13号が走る。市街地はそれらの交通の動脈の間にあり、市街地に近接して舞鶴山がある。舞鶴山は天童城の城址でもあり、山頂では毎年4月下旬にプロ棋士が人間が扮する駒で将棋を指す人間将棋が行われている。また舞鶴山周辺には佐藤千夜子記念館など歴史的な建造物が残る。将棋駒の産地らしく、市内の至る所に将棋のモニュメントがあり、市街地に流れる倉津川にかかる橋には、王将橋、金将橋などそれぞれ将棋の駒の名前がついている。天童駅から徒歩10分程度に天童温泉街がある。
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