お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

山形県 

蔵王  

観光地度★★★★★

お土産KH度★★★★

  秋季は、宮城県側では鳴子峡が最も有名な紅葉スポットであるため、蔵王では、新蕎麦などの秋の味覚との組合せで集客を図っている。冬季は、巨大なスキー場群と温泉がセットになっている山形蔵王が人気であるが、仙台との交通の便が良くなったため、宿泊客より日帰り客の比重が高くなり、客単価が下がっている。日帰りでは仙台からは宮城蔵王の方が近いため、ナイタースキーでは宮城蔵王の方が競争力がある。また、宮城県側では、山形に比べて1つ1つのスキー場が小さいため、スノーボードに特化した経営やファミリー層向けのそり用ゲレンデを設定するなど焦点を絞った小回りの利く経営がなされている一方、山形蔵王はその巨大さがかえって焦点を絞りにくくし、商品力の弱さを露呈する形になっている。しかし標高が高く約800m〜1400mにゲレンデがあるため、暖冬の年でもすべてのゲレンデが滑走不可になることはまずない。2006-2007シーズンにおいても全国的な暖冬で新潟、長野周辺のスキー場が苦戦する中、蔵王は豊富な積雪に恵まれたためにツアー客が流れ、バブル経済崩壊以降減り続けていたスキーシーズンの入り込み数が久々に前年を上回った。「樹氷原コース」や「横倉の壁」を初めとした多様なコースと温泉・郷土料理などは、海外、特にスキー熱が高まりつつある韓国では受け入れられ、毎年韓国人スキーヤーが増加している。そのため、ソウル仁川国際空港便が毎日往復している仙台空港と山形蔵王との間に直行スキーバスを運行し、韓国での営業に力を入れている。今後は、従来からの地元・仙台・首都圏に加え、仙台空港の定期路線がある韓国および台湾、そして、北海道で集客が見られるオーストラリアタイ王国もターゲットに入れた営業が進められる。

 

  

蔵王山頂

 

  

甲子旭岳

 

  

 蔵王

 

  

 蔵王

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