お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅

青森県 

 恐山

観光地度★★★★★

お土産KH度★★

開山は貞観4年(862年)。開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である慈覚大師円仁円仁に留学中、 夢で「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。 地蔵尊一体を刻しその地に仏道を広めよ」という御告をうけた。 円仁はすぐに帰国し、夢で告げられた霊山を探し歩いた。苦労の末、 恐山にたどり着いたといわれる。その中に地獄をあらわすものが108つあり、全て夢と符合するので、円仁は6尺3寸の地蔵尊を彫り、 本尊として安置したとされている。

地蔵信仰を背景にした死者への供養の場として知られる。下北地方では「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」と言い伝えられている。恐山大祭や恐山秋詣りには、イタコマチ(イタコがテントを張って軒を連ねている場所)に多くの人が並び、イタコの口寄せを聞く。恐山自体が火山であるため、境内には温泉が湧いている。古滝の湯(男湯)、冷抜の湯(女湯)、薬師の湯花染め湯の4つの浴場があり、無料(参拝料は必要)である。

 恐山

 心と見ゆる湖を

 囲める山も

 蓮華なりけり

   大町桂月

 

  

 霊場恐山

 

  

 霊場恐山

 

  

 霊場恐山

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